インフルエンザやコロナ!飛沫感染と空気感染の違いを知って少しでもウイルスを防ぎたい
ウイルスや細菌によって感染経路や感染予防の対策も違う
ウイルスや細菌によって感染経路は異なります。主な感染経路として飛沫感染、接触感染、空気感染などがあります。どのウイルスも同じ対策で良いのかと思っていらっしゃる方も少なくないかもしれませんが、飛沫感染と空気感染は別のもので、感染予防のための対策法も変わります。
飛沫感染
飛沫感染は通常、ウイルスを含む飛沫が他の人の目、鼻、口に接触することで起こる。例えば、大声で話している人の飛沫が自分の顔に触れ、鼻や口腔・目の粘膜という感染部位に直接触れて感染する。
さらにその飛沫をこすった手を顔にもっていってそこから感染(接触感染)する原因となります。
飛沫は空気中に残り続けることはない
ウイルス感染者から出るクシャミや唾などの飛沫は、水分の重さであまり遠くまで飛んだり空気中に飛沫が残り続けることは考えられません。
そのため、飛沫感染を予防するためには、2mのソーシャルディスタンスを保つ・飛沫が飛ぶことや飛沫を吸い込むことをマスクで防ぐ、という方法が推奨されています。
接触感染
皮膚や粘膜の直接的な接触や、ウイルスがついた物に触れた手や物を介して感染が起こります。
ウイルスが付着した物を触ってウイルスがついてしまった手で、目・鼻・口のあたりを触ることで感染します。
物についたウイルスが感染力を持っているかどうかは、ウイルスの種類によっても大きく異なります。また、温度、湿度、付着した物などの条件によっても異なるため、一概には言えないのが現状です。ただ、基本的にはウイルスは細胞がないと増殖できませんので、感染者から離れたウイルスは、数日のうちに感染力が下がります。
空気感染
咳やくしゃみで飛んだ飛沫の水分が蒸発した後、病原体のみが長時間空気中を漂い、その空気を吸い込んだ人が感染します。2m以上離れていたり、衝立を立てたり、感染者がその場を離れたりした後も、同じ部屋に入ることで感染する可能性があります。
エアロゾル感染とは?
「エアロゾル」とは、空気中に浮遊している小さな粒子のこと。
新型コロナウイルスの感染源となる可能性が指摘されている「エアロゾル」は、感染者の飛沫から水分が蒸発したもの。
飛沫よりも小さく軽いため、空気中に浮遊して残りやすいといわれています。
エアロゾルの状態になったウイルスは、飛沫より軽く空気中にとどまりやすいため、「3密」のうち特に「密閉」された空間で、空気中に残ったエアロゾルから感染する確率が高まるといわれています。
そのため、エアロゾル感染を予防するために、密閉空間を避けるためのこまめな換気が推奨されています。
乾燥した部屋は飛沫の量が2倍以上!!
会話中や咳・くしゃみをしたときなどに口から出た飛沫は、乾燥した湿度の低い部屋では、飛ぶ量が増えることがわかりました。
飛沫は乾燥した環境では小さい微粒子になるため、拡散しやすいとのこと。
湿度30%と湿度60%で飛沫の量を比べると、1.8メートル先に届く飛沫の量は『湿度30%が2倍』という結果が出たということです。
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