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インフルエンザ2019年も猛威をふるっています。

そこで、今回はインフルエンザにかかった場合の対処方法や室内などの空気中のインフルエンザ菌はいつ死滅するのか調べてみました。
お付き合いください。
インフルエンザは空気中で死滅するの?

インフルエンザっていつまで生き続けるのでしょう、、
今年、私はインフルにかかってしまいました。
今回のインフルは、予防接種を打っていたにも関わらず発熱(38℃くらい)、そして頭痛(これがかなり痛い)悪寒です。
私のなかでは、悪寒…寒気ですね、これがほんとにつらくてどんなに寝ても治まらず熱も全く下がらない。
これは普通の風邪ではないな、と思い休日診療へ行きました。
診察結果は見事にインフルAでした。
インフルエンザは、どのように感染するのでしょう?
直接感染
インフルエンザ感染者の粘液が、ほかの人の目や鼻や口から直接的に体内に入り感染します。
飛沫核感染(空気感染)
インフルエンザ感染者の咳・くしゃみ・つば・吐き出しなどにより発生した飛沫を吸い込むことにより感染します。この飛沫による感染ルートが主と言われています。
空気感染において人が吸い込む飛沫の直径は0.5から5マイクロメートルと言われています。つまりたった1個の飛沫でもインフルエンザの感染を引き起こす可能性があります。1回のくしゃみにより40000個の飛沫が発生するが多くの飛沫は大きいので、空気中から速やかに除去されます。
接触感染
インフルエンザウイルスが付着した物(衣類・タオル・リモコンなど)や、握手のような直接的な接触により、手を通じ口からインフルエンザウイルスが侵入し感染します。
ウイルスの飛びかたとウイルス生存率
Q.ウイルスはどのように飛ぶ?
インフルエンザに感染している人がくしゃみを1回すると、200万個、咳でも10万個のウイルスが周囲に飛散します。
Q.どのくらいの距離飛ぶ?
飛散距離は1.5mくらい飛ぶそうですので半径1.5m以内にいる人は鼻や口から感染する可能性があります
飛び散る飛沫は水分を含んで重いため、長時間空気中を漂うことはありません。
しかし、飛沫から水分が蒸発してウイルスだけ残り、飛沫核となった場合は、長時間にわたって空気中を浮遊します。
インフルエンザの感染経路は飛沫と接触が中心ですが、暖房の効いた乾燥した密閉空間では、空気感染することもあります。
Q.ウイルスはどのくらいの時間生き続ける?
ウイルスは、寄生している生物の細胞の中でしか生きることも増殖することもできませんが、生体外でも一定期間は生存できます。
凸凹の少ない表面では24〜48時間、衣類や紙のように凸凹の多い表面では8〜12時間生存しています。
空気中だと2〜8時間ですが、乾燥していれば24時間以上生存します。
そのため汚染された環境や飛沫核が感染源になる可能性もあります。
ウイルスの生存率が最も高いのは、湿度20%、温度10〜20℃の状態で、これはインフルエンザが流行する季節の屋内外の条件と一致しています。
湿度50%以上、温度22度℃の状態に4時間以上保った場合、インフルエンザウイルスの生存率は2〜4%で、ほぼ死滅します。
湿度50%以上、気温30℃の高温多湿な環境下では、インフルエンザウイルスはほとんど生存できません。
だから加湿がとても重要なのです。厚労省では、加湿器で湿度を50〜60%に保つことを推奨しています
しっかり加湿してマスクや手洗いうがいもしてインフルエンザを予防しましょう!
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