今回は、大学の奨学金についてです。
大学の教育費については、以前の記事「大学費用はどのくらい?」を参照してください。
大学の奨学金には給付型と貸与型とあります。
貸与は返済が必要な奨学金ですので計画的に利用して下さいね。
給付型に関しては、「独立行政法人 日本学生支援機構」の大学・短期大学・専修学校等の進学予定者を対象にした奨学金制度が有名です。
[su_heading size=”17″]日本学生支援機構の奨学金制度[/su_heading]
日本学生支援機構の奨学金制度は、国費を財源として学生の進学を後押ししています。
内容は以下の通りです。参考にしてください。
申込資格
・大学等へ進学する希望を持つ方
・住民税非課税世帯
・社会的養護を必要とする人(主に児童養護施設・児童自立支援施設等に入所または入所していた方が対象)
給付金額(月額)
・国立大学:(自宅通学)2万円、(自宅外通学)3万円
・公立大学:(自宅通学)2万円、(自宅外通学)3万円
・私立大学:(自宅通学)3万円、(自宅外通学)4万円
推薦・審査の流れ
日本学生支援機構が各高等学校の推薦枠を設定
↓
高等学校等で生徒の人物・健康・家計・学力を把握
↓
高等学校等からの推薦・提出書類により審査
↓
候補者決定
↓
進学準備
↓
進学届の提出(給付奨学生として正式採用)
↓
奨学金振込
推薦、審査の流れはこのようになります。
また、全国母子寡婦福祉団体協議会の「ひとり親家庭支援奨学金制度」も全国的に行われています。
その他、国公立・私立大学等で、返済不要となる奨学金制度が充実しています。
早めに調べておくことが大切です。
そのほか、新聞の朝刊、夕刊を配達して、奨学金を受け取りながら修学する制度、専門学校等を卒業後に指定の場所に勤務することになれば返済免除となる奨学金制度もありますよ。
次に、貸与型についてです。
[su_heading size=”17″]日本学生支援機構の奨学金制度(第一種奨学金)[/su_heading]
日本学生支援機構の奨学金制度は、国費を財源として学生の進学を後押ししています。
内容は以下の通りです。参考にしてください。
申込資格
・高校等を卒業予定の方
・高校等を卒業後2年以内の方
・高卒認定試験合格者等
貸与金額(月額)
・国立大学:(自宅通学)4.5万円、(自宅外通学5.1万円
・公立大学:(自宅通学)4.5万円、(自宅外通学)5.1万円
・私立大学:(自宅通学)5.4万円、(自宅外通学)6.4万円
[su_heading size=”17″]日本教育公務員弘済会貸与奨学金[/su_heading]
大学院生も対象にした無利息の奨学金を貸与しています。
内容は以下の通りです。参考にしてください。
申込資格
・大学院・大学・高校等に在学し、経済的に支払が困難と認められる方
貸与金額
・就業期間1年で25万円以内、最高100万円貸与